KY :空気が読めないひとのこと。 无法把握事态实质的人,不识相的人
メールアド:メールアドレス。 邮箱地址
あべっ!:危ないとやばいの合体語。 危险
イクメン:育児をする男性。 育婴的男性
IKMN:イケメンのこと。 帅哥,潮男
イケてる:かっこいい。 帅气,潮
アキバ:お宅っぽい人やこと。 泛指宅的人
イソジン:忙しいひと。 忙碌的人
イタメル:いたずらメール。 恶作剧的短信
イメチェン:イメージチェンジ。 形象改变
いもい:田舎臭い。 乡村气息,老土
エグイ:下品な、礼儀がわるい。 没有礼貌,下流
エンレン:遠距離恋愛のこと。 远距离恋爱
おかぁ:母親のこと。 母亲
折電:折り返し電話。 回电
あたこ:当たり前のこと。 理所当然的事情
アッシ:女性に自家用車で送り迎えをさせられる男性。 被女性要求用车接送自己的男性
アニソン:アニメ ソング。 动画片歌曲
ミクネ:MIXIネームのこと。 MIXI这一交友网站的用户名
あぶい:危ない。 危险
うましぃ:うまい、おいしい。 美味
モバメ:モバイルメール。 手机等可随身携带得通信器材发出的短信或EMAIL
かそる:中年男性の髪の毛がうすくなる。 指中年男性的脱发
ガイジ:障害者のこと。 残障者
ピンク色:粉红色,相当于中国的黄色
HK:ハローワークのこと。 日本最大的职业介绍所
プレママ:妊婦のこと。 孕妇
~星人:お宅のこと。 指很宅的人
シンママ:シングルマザー、未婚のママ。 未婚妈妈,单亲妈妈
カジメン:家事をする男性。 做家务的男人,家庭主夫
諭吉未満:一万円以下の安い品物。 日元壹万元以下的商品
ファストファッション
ファストファッションとは低価格帯な品揃えで手軽なファッションブランドのこと(ファーストフードの衣類版とも)。店頭に並ぶ商品が高頻度で変わっていくのも特徴のひとつで、数週間で主力商品のラインナップががらりと変わってしまうことも珍しくない。日本ブランドではユニクロが知られる(他にはしまむら、g.u.など)。百貨店が不調な中、売り上げを伸ばしていること。また、海外からH&M、ZARA、フォーエバー21、GAPといったブランドが進出してきたことが社会現象になったこともあり、ファストファッションは2009年のユーキャン新語・流行語大賞でトップテンに入賞している(受賞者はモデルでタレントの益若つばさ)。
歴女
歴女とは歴史好きな女性(女子)のことで、それを略したものである。これは歴史好きなアイドルの美甘子(みかこ)を「歴ドル」と呼ぶことから、その派生として出来た呼び方とされる。トニー・レオン、金城武が出演の「レッドクリフ Part1」が2008
年末に日本で公開、2009年には妻夫木聡がNHK大河ドラマ「天地人」の主演になったことも歴女増加の要因と考えられる。また、2010年の大河ドラマ「龍馬伝」では主役の坂本龍馬を福山雅治が演じることが決まっており、ますます歴女が増えると思われる。
2009年のユーキャン新語・流行語大賞ではトップテンに入賞。歴女の代表ともいわれる歴史好きな女優;杏が受賞した。
離活
離活とは離婚活動を略したもので、婚活(下記関連語参照)の派生語(対語?)として出来た言葉である。2008年、離婚件数は減少したものの、将来の離婚に向けての準備といった離活をするアラフォー女性が増えたことから、取り上げられた。具体的には、離婚後の収入のための資格取得、慰謝料や財産分与のための法的知識を身につけるといったもので、特に子供がいる場合は、子供の成長・養育費・学校などの節目を考慮して行われる。
2009年春にはNHKで『コンカツ・リカツ』という、桜井幸子、清水美沙、国生さゆり、大桑マイミが出演のドラマタイトルとしても使われている。また、同年のユーキャン新語・流行語大賞の候補語に選ばれている。
山ガール
山ガールとは山(=登山)を楽しむ女性(ガールという通り、大抵は20~30代の女性を指す)のこと。2000年代後半のアウトドアブーム(特に登山ブーム)にのり、
アウトドアブランドやアウトドアグッズに身を包み、登山を行う女性のこと。山ガールの主なスタイルは防水加工の上着に、コーディネイトが可能で機能性(保湿性、着替えやすさ)があり、ファション性もある山スカート(通称:山スカ)。パワースポットブームも手伝ってか、富士山を登る山ガールが多い。
また、アウトドアアイテムや小物を部分的に取り入れ、野外フェスティバルに行ったり、散歩といった身近なアウトドアを楽しむ雰囲気山ガールと呼ばれる者もある。
なお、山ガールはユーキャン新語・流行語大賞の2010年候補語60語にノミネートされた。
草食男子
草食男子とは恋愛やセックスに積極的ではない男性のことで、コラムニスト;深澤真紀が2006年に命名した造語である。それまで一般的な男性像として、恋や女性を手に入れるため、自ら行動を起こすというイメージがあった。この自ら行動を起こすという姿勢を肉食獣に見立て、その対として出来たのが草食男子である。婚活が話題となった2008年、女性誌で草食化する男性が取り上げられるようになり、話題となった。同年7月には森岡正博 著『草食系男子の恋愛学』という本も出版されている。草食男子は単にそれを嘲う言葉ではなく、女性を一人の人として見てくれているとして、好意的に捉えている女性も多く、単なる奥手とは異なるニュアンスで使われる。
また、2009年にはユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに入賞している。ちなみに受賞者は草食男子という言葉を生んだ深澤真紀さんと歌手の小池徹平であった。
肉食女子
肉食女子とは草食男子の対語で、恋やセックスを手中に収めるため、自ら積極的に行動する女性を意味する。男性の草食化(恋やセックスに対する積極性の低下)に伴い、そういった男性をどう攻略するかが女性誌で度々取り上げられるようになった(具体的には自ら触れていく、甘えていくなど)。また、女性ファッション誌『mini』が2009年1月号で肉食女子自体の特集を組み、更に話題となった。この中で肉食女子は「セックス大好きタイプ」「恋愛体質タイプ」「草食男子攻略タイプ」の3タイプにわけられている。
十二月病
十二月病とは恋人のいない人がクリスマス・イブが近づくにつれて抱える精神的ストレス及び、こうしたストレスからくる症状のことである。12月はTV番組やTVCM、雑誌がクリスマスを扱い、街へ出ても多くのショップや家がクリスマスの飾りつけをする。恋人のいない男女にとってはこれらが孤独感を煽る形となり、十二月病の沈んだ気持ちにさせることになる。中にはこうした気分を引きづったまま、二月病に突入する者もある。
女子会
女子会とは女性だけで集まって飲食をしたり、話し(情報交換)をする会のこと。仕事を持つ女性の過半数が月一回以上女子会に参加しているという調査結果もある。女子会の意義や目的で多いのが本音トークや秘密トークが出来る点。他に女性同士だから共感してもらえる点やストレス発散が出来るという理由も多い。男性の集まりだと飲み
会というイメージが強いが、女子会では食事やお茶、スイーツなど、お酒のない飲食の方が多い。また、ショッピングや映画鑑賞、旅行など多岐にわたっている。また、こういった動向に着目し、女性限定プランを打ち出す飲食店もある。
2008年辺りから使われるようになった女子会だが、2010年にはユーキャン新語・流行語大賞のトップテンを受賞している。受賞者はモンテローザ社長の大神輝博。
炎上
炎上とは本来、火が燃え上がること(特に大きな建物が火事で燃え上がること)をいうが、これとは別にブログ(Blog)で投稿した記事や投稿者に対し、閲覧者のコメントが殺到するさまを炎上という。また、そのコメントの多くは反対意見や誹謗中傷が多く、中にはコメント投稿が集中し過ぎ、ブログが機能停止となることもある。こうした現象は著名人のブログにのみ起こるわけではなく、普段はアクセスがないような無名個人のブログであっても、記事での発言が問題となり、他のブログや掲示板で問題提議され、炎上することもある。
外こもり
外こもりとはアルバイトなど日本で短期間集中的に稼いだ金を持って物価の安い国に行き、そこで長期滞在して生活することをいう。また、そういった人を外こもり族という。言葉自体は2006年に使われ始め、2008年にそうした人が増加していると再度話題になった。なお、外こもり族の長期滞在先として多いのはタイ王国の首都バンコク(ネットカフェやコンビニがあり、街は近代的だが物価は安いため)。一見、優雅な海外生活にも見える外こもりだが、海外と引きこもりの合成語であることからもわかる通
り、滞在先で外出することは少なく、中には一日中宿にこもっている者もあるという。
婚活
婚活とは結婚活動の略。家族社会学者である大学の山田昌弘教授とジャーナリスト白河桃子の共著『「婚活」時代』からの造語で、就職活動を意味する略語「しゅうかつ」の派生語と考えてよい。晩婚化・非婚化が進み、恋愛関係が直接結婚に結びつかなくなった昨今、もはや結婚は人生のデフォルト(標準、最初から準備されているもの)ではないとし、就職活動同様、自分を磨き、出会いの場へ出向いて積極的に自分をアピールする婚活をしないと良い結婚は出来ないと言われている。
また、2009年春にはフジテレビが『婚カツ』という表記でドラマタイトルに使用。中居正広が演じる草食男子の雨宮が、ひょうんなことからついてしまった嘘のために婚活をするというもの。
フニーター
フニーターとはアルバイトや派遣社員など、非正社員雇用で生計を立てている人を意味するフリーターと、職に就かず、就職活動もしていない人を意味するニートの合成語である。具体的な定義は特にないが、ニートとフリーターの中間的存在、またはニートに限りなく近いフリーターという二つの意味で使われている。ただし、仕事をすればニートでなく、仕事をしなければフリーターではなくなるといった相反する言葉の合成語であり、中間的な人というのは考え難いため、後者の最低限必要な労働しかしないフリーターが自然である。
しまラー
しまラーとは衣料品チェーンストアの「ファッションセンターしまむら(株式会社しまむら)」を略したものに、英語で人化する接尾語『-er』をつけたものである(この語が使われる前に、同じく衣料品チェーンの名を人化したユニクラーという言葉が流行しているため、その派生語と考えてよい)。“しまむら”で購入した衣類で全身をコーディネートしていること。またはそういった人を意味する。また、ユニクラー同様、安い服でコーディネートしているという意を含んで使われることが多い。“しまむら”が都心にはほとんどないため、しまラーも地方を中心に使われていたが、2009年に入り、メディアで取り上げられることが増え、広く浸透している。
イクメン
イクメンとはイケメン(下記関連語参照)が変化したもので、育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味する。産休による出産後、女性が引き続き育児を行うのが一般的であった。これに対し、男性が育児休業基本給付金といった制度を利用し、育児休暇をとって積極的に育児を行う男性が増えた。こういった男性を賛美する言葉として出来たのがイクメンである。ただし、休暇をとって育児をしたい男性は多いものの、収入(給与)が下がる、会社の評価が低くなるといった理由から、まだまだ日本における事実上のイクメンの数は少ないのが現状である。(2009年現在)
また、イクメンはユーキャン新語・流行語大賞にて、2010年のトップテンとなっている。受賞者はタレントで4児の父として産休を取ったつるの剛士。
ギャル男
ギャル男とは文字通りギャルの男版で色が黒く、髪色・髪型は派手、渋谷センター街などにたむろしてはナンパに明け暮れる男性をいう。ギャル男はコギャルの普及から4年後の2000年から使われ始め、翌2001年に普及した言葉である。また、ギャル雑誌『egg』に対するギャル男用の雑誌として『men's egg』といったものもある。しかし、ギャルがお姉系といわれる小奇麗な格好になって姿を潜めたようにギャル男も大人らしい着こなしをするようになり、ギャル男という言葉も次第に風化していく(2006年、東京・渋谷「109」が男性売り場を展開。ギャル男の聖地として話題となる)。
ムカ男
ムカ男とは「無駄に格好いい男(ムダに、カッコいい、男)」の略。「無駄にカッコいい」というのは、女性からモテるのに十分なカッコ良さ以上にカッコいい(=必要以上にカッコいい)というニュアンスで用いられる。つまり、ムカ男とは非常にかっこいい男性を意味する。
これとは別に「むかつく男」の略として、見ていて癪にさわる、存在自体腹が立つ男性という意味で用いられることもある。
面食い(外貌协会的人)
面食いとは、顔立ちがよい人ばかりを好む人のこと。面食いの面(めん)にはさまざまな意味があるが、ここでは顔や顔つきを意味する。つまり、面食いとは面(顔)を食う人ということで、顔立ちがよい人ばかりを好む人を意味する。面食いは特に性別に関係なく、男女を対象に使われる。また、恋愛対象と考える人や異性の顔に拘る人だけでなく、例えば女性が女友達の顔立ちに拘る際にも「私、面食いだから友達はみんな美
人なの」といった使い方が出来る。面食いがいつから使われるようになったかは不明だが、昭和初めの書籍には既に使われている言い回しである。
キラ男
キラ男とは輝くさま、生き生きとして輝くように見えるさまを表す「キラキラ」と「男」の合成語でキラキラと輝く男(=容姿・中身ともにかっこいい男)を意味する。キラ男を取り上げた女性ファッション誌「CanCam」では、外見はほどよく筋肉がつき、服装は人気セレクトショップで揃え、アクセサリーはシンプル。内面は女性に対する気配りがきき、優しく、自分を磨いているといった点をキラ男の特徴として挙げている(キラ男がCanCamによる造語なのか否かは不明)。
離活
離活とは離婚活動を略したもので、婚活(下記関連語参照)の派生語(対語?)として出来た言葉である。2008年、離婚件数は減少したものの、将来の離婚に向けての準備といった離活をするアラフォー女性が増えたことから、取り上げられた。具体的には、離婚後の収入のための資格取得、慰謝料や財産分与のための法的知識を身につけるといったもので、特に子供がいる場合は、子供の成長・養育費・学校などの節目を考慮して行われる。
2009年春にはNHKで『コンカツ・リカツ』という、桜井幸子、清水美沙、国生さゆり、大桑マイミが出演のドラマタイトルとしても使われている。また、同年のユーキャン新語・流行語大賞の候補語に選ばれている。
コンビニ離婚
コンビニ離婚とは食卓にコンビニエンスストアで買った惣菜や弁当ばかりが並ぶことが原因でする離婚のこと。一人暮らしで親から料理を学ばず、コンビニ弁当に慣れ親しんだOLが結婚後もその習慣のまま料理をしないことによるもの。また、コンビニエンスストアの特徴である「手軽」という点から、コンビニ離婚には手軽(=気軽、簡単)な離婚といったニュアンスが含まれる。
二枚目
二枚目とはカッコいい男性、美男子を意味する。これは江戸時代の芝居小屋(劇場)に掲げられた八枚看板からきたもので、一枚目には主役(一座の中で最も人気のある役者)、二枚目には色男役・美男子役の名前や絵姿の入った看板が掲げられた。ここから色男や美男子を二枚目と呼ぶようになる。ただし、現代ではあまり色男という意味では使われず、ほとんどが(容姿が)カッコいい男性を指して使われる。また、「二枚目は好みじゃない」という表現も使われる通り、この場合のカッコいい・美男子の定義は個人の趣味趣向に関係なく、その時代で好まれる顔立ちを意味する。
B専
B専とは「ブサイク専門」の略で、ブサイクな男性を好む女性やブサイクな男性ばかりを彼にする女性を意味する。デブ専同様にそういった好みという場合もあるが、B専についてはレベルの高い男性と付き合うより気楽、自分(女性)のほうが優位に立てるといった理由が裏にあることも多い。こうしたことからB専はブサイク専門だけでなく、B級専門・Bランク専門の略とする見方もある。
ハレンチ(帅得掉渣)
ハレンチとは本来、破廉恥と書き、恥を恥と思わないこと(恥知らず)といった意味の言葉だが、カタカナ表記のハレンチの場合、イカす、カッコイイ、ニクい、サイコーといった意味でも使われた。元々ゲイの間で使われた意味で、破廉恥な格好や行為を大胆・突飛と捉え、カッコイイの意を込めて「ハレンチ」と言っていたことからきている。永井豪がマンガ『ハレンチ学園』を連載(後にTV化、映画化もされている)したことから、広く普及、流行語にもなった。ただし、現在はカタカナ表記のハレンチも大半が破廉恥と同意に使われている。
二枚目半
二枚目半とは色男・美男子役を意味する『二枚目』、滑稽な役・道化役を意味する『三枚目』の両方を兼ね揃えた役者を意味する。また、ここからカッコいいが当人は自覚がなく(または鼻にかけず)、愉快な人を意味する。昭和時代、俳優としては草刈正雄、岡田真澄が二枚目半として評価された。最近では玉木宏が二枚目半に当たるが、二枚目半という言葉自体使われなくなってきており、「三枚目も出来る二枚目俳優」「三枚目が入ってきた(二枚目)俳優」といった表現が使われる(以前と違い、二枚目俳優やアイドルが三枚目を演じることは当たり前になり、区分けする必要性がなくなったためか?)。
亭主関白
亭主関白とは夫が妻及び家庭の中で最も権力がある夫婦関係や家族関係を意味する。関白という言葉には権力があるという意味とともに、威張っているというイメージがあ
る。そのためか亭主関白は、威張っているだけで実質的な権限がない場合にも使われる。どちらにしても、男女平等が謳われるようになってからは、女性が力をつけるようになり、亭主関白という言葉は皮肉や憧れとして使われることが多くなっている。
亭主関白といえば、『関白宣言』という曲を思い出す方もあるでしょう。さだまさしが1979年(昭和年)に発表した曲で、150万枚というミリオンヒットになりました。タイトルや内容こそ、「関白宣言」と声を大にして宣言していますが、どこか弱々しく、コミカルな印象さえも受ける歌い方が印象的な曲です。そんな内容が、家庭における男性の権力が落ち始めていた当時の時代背景にマッチしたのかも知れません。
また、名取裕子、財津一郎、佐良直美、田中邦衛、泉ピン子、さだまさしといった豪華キャストによる映画『関白宣言』というものもあります。さだまさしの『関白宣言』をヒントに作られ、曲が発表されたのと同じ1979年に上映されました。
三高
三高とは女性が結婚相手を選ぶときに「高収入・高学歴・高身長の三つの『高』が揃った男性がいい」としたことから使われるようになった言葉である。
三高は1990年代、主に20代の女性の間で使われたが、一時的なブームの後は影を潜めていった言葉である。
2001年に発売された橘奈緒著『女子大生、スチュワーデスになる 』で「世間では今どき流行ではない三高のお坊ちゃま」というくだりがあるように、三高という基準そのものが一時的なブームだったようである。
ドメ男
ドメ男とは「国内の」という意味の英語「ドメスティック(domestic)」の略に「男」を付け、男性名っぽくした言葉である(ダメ男との掛詞でもある)。当初ドメ男は国内勤務だけで海外勤務をしたことが男性という意味で、1990年代のOLがそういった男性社員を嘲う言葉として使用。ここから留学をしたことがない男性や海外旅行をしたことがない男性など、海外慣れしていない男性をドメ男という。
後にドメスティックは先述の意味よりも「家庭内の」という意味、特にドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)に使われる言葉として定着。バブルがはじけ、死語となっていたドメ男も家庭内で暴力を振るう夫という別の意味合いで使われるようになる。
玉男
平凡な暮らしをしていた女性が金や名誉のある男性と結婚することで富貴な身分になることや、そういった結婚をすることを玉の輿というが、相手となる富貴な身分の男性を玉男という。高い身分や富のある玉男だが、どちらかというとお金目当てで結婚された男性といった嘲う意を込め、そう呼ばれることが多い。どちらにしても現在ではあまり使われることのない死語となっている。
5K
5Kとは前年に流行した『3K』の派生語である。3Kは「危険」「汚い」「きつい」の頭文字であったが、5Kはこれに「暗い」「臭い」が加わったものである。5Kは新卒
者を中心とした若者に人気のない職種(企業)の代名詞として使われたが、元となる3Kのようには普及していない。
ヤンエグ
ヤンエグとは「ヤングエグゼクティブ」の略である。ヤングエグゼクティブ=young(若い)+executive(管理職)。つまり、ヤンエグとは若くして管理職に就いた人や自らの会社を立ち上げた青年実業家を意味する。また、広義には単に「仕事の出来る若者」という意味でも使われる。ヤンエグは平成初期に流行した言葉だが、次第に死語になりつつある。
アンマリ族
アンマリ族のアンマリとはアンマリッド(unmarried)の略で、未婚・独身といった意味だが、ここでは非婚といったニュアンスで使われる。つまり、アンマリ族とは結婚をせず、独身生活を謳歌する人のことである。結婚による時間的制約や金銭的制約を受けることのない自由なライフスタイル。こういったライフスタイルの女性を意味する。このため、本人に結婚願望はあるが、相手がいないため独身でいる人をアンマリ族とは言わない。
ハイカる
ハイカるとは西洋風の格好をしたり、西洋風に振る舞うことを意味する流行語『ハイカラ』に名詞を動詞化する接尾語『る』をつけた造語で、西洋風の格好や物を取り入れたり、西洋風に振舞うことをいう。
ハイカるの使用例:
ハイカることこそ、西洋を知ることである
アメリカから戻って以来、彼はハイカった生活をしている
『だめんず』
だめんずとは「駄目(ダメ)」と「メンズ」をかけた言葉で、恋人や結婚相手としてダメな男を意味する。だめんずは倉田真由美の漫画タイトル『だめんず・うぉ~か~』からきたもので、具体的には金がない男、浮気症、DV(暴力)などがある。漫画は2000年から週刊誌『SPA』にて連載。2002年に飯島愛、原千晶というキャスティングでドラマ化。更に2006年には藤原紀香主演で再びドラマ化。これが話題となり、広くだめんずという言葉も普及。また、2007年には倉田真由美著『だめんず症候群』という書籍が発売。
キラ男
キラ男とは輝くさま、生き生きとして輝くように見えるさまを表す「キラキラ」と「男」の合成語でキラキラと輝く男(=容姿・中身ともにかっこいい男)を意味する。キラ男を取り上げた女性ファッション誌「CanCam」では、外見はほどよく筋肉がつき、服装は人気セレクトショップで揃え、アクセサリーはシンプル。内面は女性に対する気配りがきき、優しく、自分を磨いているといった点をキラ男の特徴として挙げている(キラ男がCanCamによる造語なのか否かは不明)。
マスオさん
マスオさんとは人気アニメ『サザエさん』でサザエさんの夫であるフグ田マスオのことだが、マスオさんがサザエさんの両親とサザエさんの実家で同居していることから、妻の実家で結婚生活をする人、さらに広義には婿養子のことをマスオさんと呼ぶようになる(アニメでマスオさんはフグ田姓のままであり、婿養子ではない)。特に19年にはこうした男性が増えたことからマスオさん現象という言葉が流行となった。
ファザコン
ファザコンとはファーザー・コンプレックス(father complex)を略した和製英語である(元のファーザー・コンプレックス自体、マザー・コンプレックスの対として出来た和製英語である)。ファザコンは父親に対する強い愛着や依存心、執着心、さらにそういったものを持つ子供を意味する。ただし、マザコンの対として出来た言葉であるためか、父を敬愛する息子(男の子)に対してではなく、父に愛着を持つ娘に対して使う。また、父親以外でも恋人など男性に父親的なものばかりを求めることやそうした女性をファザコンという場合がある。
オタパパ
オタパパとはオタクなお父さんのことである。オタクという言葉が生まれてから20年以上、一般的に使われるようになってからも既に15年近く経過し(2005年12月現在)、当時アニメや鉄道模型、ミニカーなどに凝っていたオタク少年の中には結婚し、子供を持つ者も増えてきた。そうしたお父さんの中で現役オタクでいる人をオタパパという。また、オタパパの子供は同じ種のオタクになる可能性が高いようである。こ
れは単に親に似たというだけでなく、例えばアニメオタクなオタパパは子供にアニメを見せたり、一緒にフィギュアで遊んだりし、鉄道オタクなオタパパなら子供に鉄道のビデオや写真を見せたりする。幼少の頃からそういった環境で育っていることが一番の要因のようである。親子で同じ趣味を持ち、スキンシップがはかれるという点では幸せな親子像ともいえる。
オタパパの特徴としては探求の仕方がより専門的で(知識面、精神面ともに)拘りが強い。また、少年時代に比べ経済的余裕があるため大人買いをするオタパパも多く、昔から集めている物も含め膨大な数のコレクションを保有しているという。
ヤギ男
ヤギ男とは温厚で人に優しく、育児や家事も積極的に協力する男性を意味する。日経ウーマンの読者調査で仕事をバリバリこなす従来の男性(=トラ男)より、ヤギ男のほうが恋人としても、結婚相手としても好まれていると報じられ、話題となった。特にキャリアウーマンの結婚相手として最適とされているが、逆に出世欲、向上心が足りないとする見方もある。
『~なう。』
~なう。とはインターネット上のコミュニケーション・サービスサイト『Twitter』で使われるようになった言葉で、自分が現在どこにいるか(所在地・下記使用例1)、どうなっているか(状態・下記使用例2)、何をしているか(行動・下記使用例3)などを書き込む際、文末につけて使う言葉。営業しているお店に掛かっている『営業中』という札の『中(ちゅう)』にあたるもので、英語で「今」を意味する
\"now\"からきている。
また、~なう。はユーキャン新語・流行語大賞にて、2010年のトップテンとなっている。受賞者はスーパー高校生の梅崎健理。
~なう。の使用例
今、北海道にいます→北海道なう [1]
(こちらは)快晴です→快晴なう [2]
今、ジョギングをしています→ジョギングなう [3]
『外こもり』
外こもりとはアルバイトなど日本で短期間集中的に稼いだ金を持って物価の安い国に行き、そこで長期滞在して生活することをいう。また、そういった人を外こもり族という。言葉自体は2006年に使われ始め、2008年にそうした人が増加していると再度話題になった。なお、外こもり族の長期滞在先として多いのはタイ王国の首都バンコク(ネットカフェやコンビニがあり、街は近代的だが物価は安いため)。一見、優雅な海外生活にも見える外こもりだが、海外と引きこもりの合成語であることからもわかる通り、滞在先で外出することは少なく、中には一日中宿にこもっている者もあるという。
『御大』
御大とは御大将の略で、家主や店・会社のトップなど、団体の長に対し、気軽に、
親しんで呼ぶ称である(業界のリーダーのように、特に役職として定められていない場合でも、長に値する貫禄のある人、尊敬を集める人に対しても用いられる)。外部の者が「○○の御大」といった形で○○に家名(苗字)や団体名を入れて使ったり、仲間内で自分たちのリーダーを御大と呼んだりする。
『宿六』
宿六とは「宿の碌でなし(ろくでなし)」の略で、『宿』は妻が夫のことを他人に言う際に使う俗称である(現代だと『あの人』『うちの人』など)。つまり、宿六とは仕事をしない甲斐性なしの夫など、ろくでなしな夫を妻が他人に罵る際に使う言葉である。馬鹿亭主など、こうした夫を罵る言葉は時折親しみを込めて使われることもあるが、宿六も同様に親しみを込めて使われる場合もある。
ホタル族
ホタル族とはベランダでタバコを吸う人のことで、夜間、ベランダで吸うタバコの火種がホタルに見えることからこう呼ぶようになった。1980年の「嫌煙権訴訟」に始まり、飛行機・国鉄(現JR)車両での禁煙など、嫌煙権が認められつつある中で、ホタル族は嫌煙権確立の象徴的な言葉となる。なお、当時ホタル族をする(させられる)理由としては副流煙が体に悪いといったことよりも、壁がヤニで汚れたり、衣類に臭いがつくからといったものが多かった。また、ホタル族は父親の威厳の失墜という意味でも当時話題となった。
『オタい』
オタいとは特定分野関して強い興味を抱き、関連する物を収集したり、詳しく知ることに時間を費やす『オタク』に、形容詞終止形の『い』をつけたもので、オタクなさまをあらわすオタクの形容詞形である。「オタい店」「オタい奴」「最近の俺、オタい」といった使い方をする。
マイブーム
マイブームとは漫画家(?)みうらじゅんが作った造語で、彼が薦めた「世の中の流行に流されず、自分だけの流行(ブーム)を持とう」という生き方のキャッチフレーズ的なものとして作られた和製英語である。特にマイブームに関する定義付けはされておらず、仮に流行のドラマや格好であったとしても、それが流行だから見たり着たりしているのでなく、自分の興味心が元で夢中になっているのであればマイブームとなる。
本来、\"boom\"とは「物価の急騰」「にわか景気」という意味が転じ、「爆発的に多くの人から支持をされる事・物」といった意味で使われる。これに個人レベルである\"my\"をつけることは矛盾しているが、この矛盾と個性が重要視された時代背景から若者を中心にうけ、浸透していった。また、マイブームは自由国民社による新語・流行語大賞で1997年のトップ10入賞にもなっている。
大人買い
大人買いとは幼少期に出来なかった購入(コレクション)に対する夢を、大人になり、経済力がついてから果たす購入の仕方をいう。具体的には玩具付お菓子のケース買いやマンガを全巻一度に購入などがある。類似行為に『まとめ買い』があるが『まとめ買い』は一度に大量購入することで安価に入手したり、購入回数を減らすことで時間を
節約するといった目的があり、大人買いとは意味合いが異なる。大人買いの発祥はトレーディングカードを収集するコレクター間という説が濃厚。オマケ付食品の流行とともに大人買いという言葉も一般的に普及する。更にケース売りの商品や大量数のパッケージ商品を『大人買いセット』とネーミングして販売するメーカーもある。子供が大量購入する場合でも代金を支払うのが大人(親など)であれば大人買いと呼ぶ。
3M
3Mとは「マジで、もう、○○」または「もう、マジで○○」(○○にはマ行で始まる言葉が入る)のアルファベット略語(KY語、KY的日本語ともいう)で、“Majide Mou M・・・”とMが3つ続くことから3M(スリーエム)という。
3Mは大きくわけて二つの意味で使われる。ひとつは「マジで、もう、無理」の略。真剣に疲れているときや諦めたときに言う。もうひとつは「マジで、もう、ムカつく」の略。真剣に怒っているとき、腹をたてているときに言う。
※これらは若者言葉としての意味であり、一般的には3M Company(または住友スリーエム株式会社)の意で使われていることが多い。
うざい
うざいとは『うざったい』の略で、「鬱陶しい」「わずらわしい」「うるさい」「面倒臭い」「気持ち悪い」「邪魔」といった意味を持つ。うざいは1980年代のツッパリブームから関東圏を中心に使われるようになり、1990年代には不良以外にも使われ、全国的に普及する。うざいが更に簡略化された『うざ』や、うざいの語感が荒くなった『う
ぜー(うぜえ)』という言い方もある。2006年、学生の相次ぐ自殺が社会問題となるが、うざいと言われたことが原因になったり、うざいの一言が発端で殺傷事件になるほど荒い言葉なので使用には注意が必要である。
うざいの使用例
毎晩のように電話してくる友達がうざいんだよな
毎日毎日小言ばっかりで、あ~うざい!
いい加減、まとわりつくな!うぜえんだよ
ハント族
ハント族とは異性との出会いを目的に大型施設周辺、駅前などの有名スポットに集まる集団のこと(この場合の「集まる」とは時間や場所を指定して集合するものでなく、自然発生的にそこに集まったものである)で、ナンパ族と同じ意味だが『ナンパ』という言葉が使われる前に同意語として使われた『ガールハント』からきている。
ハント族の多くは車で集まるため、近隣住民にとっての騒音問題として話題になった。
ナンパ箱
ナンパ箱とはナンパ(男性が女性に声をかけ、口説くこと)をする人が多い箱(イベントを行う施設・建物の意)のことだが、ここでいう箱とは特にクラブやディスコを
さす。つまり、ナンパ箱とはナンパ目的の男性が多いクラブやディスコのことだが、クラブ・ディスコ側が特にナンパを奨励したり、ナンパしやすい雰囲気作りをしているわけでなく、自然とそうした人が増えたり、ナンパが成功の確立が高いといった噂からナンパ箱として知られることが多い。予定のわからない女性に闇雲に声をかける路上ナンパに比べ、クラブでのナンパは成功率が高いことから、クラブやディスコをナンパ箱として利用する若者が増えている。
ガールハント
ガールハントとは\"girl(少女の意)\"と\"hunt(狩るの意)\"の合成語で、男性が遊び目的の女性に声をかけ、ひっかけることをいう。ただし、ガールハントは和製英語であり、\"girlhunt\"といった英単語はない。1950年代から普及したガールハントだが、1970年代末辺りから、こうした行為をナンパと呼ぶようになり、死語となっていった。
チャラい
チャラいとは言動が軽い様を表す俗語『チャラチャラ』を略し、形容詞化する接尾語『い』をつけたもので、言動が軽く浮ついている様や服装が派手で安っぽい様を表す。チャラいは1980年代に使われ始めた言葉で、徐々に使用度が減っていたが、近年、同様の意味で再び若者に使われるようになっている。
チャラ男
チャラ男とは言動が軽いさまを表す「チャラチャラ」またはこれが形容詞化された「チャラい」を男性名っぽくしたものである(単に「チャラチャラした男」「チャラい
男」の略ともいわれる)。例えば、ナンパに明け暮れたり、軽薄な言葉使いをする言動がチャラチャラした男性や茶髪に長髪、ピアスなどアクセサリーをジャラジャラと付けるといった格好がチャラチャラした男性がチャラ男にあたる(これは一例であり、人によりどういった男性をチャラ男と考えるかは異なる)。
安カワ
安カワとは「(価格が)安い」「(質が)安っぽい」の安(やす)と「可愛い」から成る言葉だが、男性が使う場合と女性が使う場合で若干意味合いが異なる。
まず、女性が使う安カワは洋服やアクセサリー、小物といった物を対象とし、「安くてカワイイ」「安いけどカワイイ」といった値段の割りに可愛いさまを表し、「安カワSHOP」「安カワアクセ」といった形でも使う。
男性は主に女性を対象に「安っぽいけど可愛い」といった意味合いで使用。可愛いで締める誉め言葉にも聞こえるが、中には「安い扱いの女」という意を含む場合もある。そもそも本命の女性に「安っぽい」といった意を含む安カワを誉め言葉としては使わない。
女たらし
女たらしとは女性をたらす人・たらし込む人のことを言う。「たらす」とは誑すと書き、甘い言葉で騙したり、誘惑することを言う。つまり、女たらしとは女性を騙したり、言葉巧みに誘惑して弄ぶ男性のことである。語感から、単に女にだらしない男性というニュアンスで使っている人も多いが、誑すの意味を考えると、厳密には異なる。ま
た『女垂らし』と書く人も多いが、「垂らす」に騙す、弄ぶといった意味はなく、誤字と考えてよい。「たらし」と略して使うことも多い。
食い逃げ(吃霸王餐)
食い逃げとは本来、飲食店で食事をし、代金を支払わずに逃げ去ることをいうが、男性が性欲を満たすためにセックスすることを「食う」と表現することから、性行為をした後、すぐに姿を消したり、別れ、去ってしまうことも食い逃げというようになる。こうした流れから出来た言葉なため、同義語のやり逃げと違い、食い逃げは女性の同様の行為に対して使うことはない。
借りパク
借りパクとは「借りてぱくる」「借りた物をぱくる」の略である。「ぱくる」の意味のひとつに「盗む」がある。要するに借りパクとは人から借りた物を盗ってしまうことである。ただし、万引きや泥棒のように初めから盗ることを前提にしていることは少なく、借りたことを忘れ、結果的に私物になった(主にマンガなど安価な物の貸し借りに見られる)、当初は返すつもりであったが返せなくなった(主に金銭の貸し借りに見られる)といったものが多い。貸した側が忘れていることも多い。また、エリアによっては借りパチともいう。
おちゃらける
おちゃらけるとは冗談を言う、出鱈目を言うという意味の「おちゃらかす」と「ちゃらける」の合成語で、冗談や出鱈目を言ってふざけたり、からかうことを言う。ちな
みに、両方の言葉に入っている「ちゃら」というのは誤魔化し、出鱈目という意味で、ちゃらんぽらんに通じる。
なんちゃって
なんちゃってとは出来もしないことをやると言ってみたり、ありえないことを見たと言った後に付けることで、それまでの話しが本気ではない・冗談・嘘・誇張していたことを表明する言葉である。1977~1978年、電車の中でこのな~んちゃってを使って笑わせるなんちゃっておじさんが話題に。TVでも取り上げられ、なんちゃっては全国的流行語となった。また、1990年代半ばになると偽物・まがい物、見せかけだけといった意味で使われるようになる(例:なんちゃってセレブ、なんちゃってギタリスト、なんちゃってブランドなど)。
ねこばば
ねこばばとは動物の「猫」と大便(糞)の幼児語「ばば」から成る言葉で、人様のものを隠し、自分のものとすることを意味する。例えば、道で拾った財布をそのまま懐に隠し、自分のものにして使ってしまうなどがこれにあたる。また、悪行を隠し、そ知らぬ顔をすることもねこばばという。これは猫が糞をした際、後ろ足で砂をかけて隠してしまうことからきている(語源については諸説あり。下記サイト参照)。
おなペコ
おなペコとは「おなかペコペコ」の略で、お腹が非常に空いているさまをあらわす言葉である。基本的には「おなかペコペコ」と同じように用いるが、「おなペコタイ
ム」といった形容詞的な使い方もする。また、空腹時のお腹が鳴る音をおなペコアラームという。
どかべん
どかべんとは日雇い労働者や土木作業員の俗称『土方(どかた)』と『弁当』から成る合成語で、金属製(アルミ製)の大きめの角型弁当箱、及びその弁当自体のことである。どかべんは土方(現場作業員)が使ったことから土方弁当と呼ばれ、後にどかべんと略されるようになった。しかし、金属製のどかべんは梅干の酸で腐食するため、プラスチック製の弁当箱に移行。更に保温タイプの弁当箱が出てからは激減している。
ちなみに野球アニメの『ドカベン』も、このどかべんからきている。主人公の山田太郎が大きな弁当を食べていたためで、2003年に発売されたDVD-BOX初回限定版はDVD33枚がドカ弁当箱に入れられていた。
席朝族
席朝族とはアサヒ飲料株式会社による造語で、朝食を出社し、会社の自席で食べる人のことをいう。同社はワンダブランドからモーニングショット発売に合わせ、全国9都市の若手ビジネスマン1,200を対象に朝の実態調査を実施。実に1/3が席朝族であることがわかったという。ただし、会話の中でそういった人を指して席朝族と呼ぶほどには浸透していない。
駅モニ
駅モニとはJR東日本フードビジネス(株)による造語で「駅ナカ・モーニング(駅構内・周辺でモーニング)」の略である。朝食を摂らずに出勤する人、会社についてからおにぎりやパンを慌しく食べるといった層をターゲットに同社が駅構内及び周辺のコーヒーショップの朝食セットを強化したり、開店時間を早めるといった策を打った。その際に造った言葉である。
ビニ弁
ビニ弁の『ビニ』はコンビニという略称で親しまれている小規模な日用雑貨食料品店“コンビニエンスストア(convenience store:convenienceとは「便利」「好都合」の意)”の略。『弁』は“弁当”の略である。つまり、ビニ弁とはコンビニエンスストアで売っている弁当を意味する。一般的にはコンビニ弁当と呼ばれているが、それを更に略したのがビニ弁である。
昼食難民
オフィス街では昼休憩時(主に12~13時)、一斉に大勢の人が飲食店に駆け込み、一時的に飲食店の数と客数の需給バランスが崩れる。昼食難民とはこうした状況により、昼休憩の間にランチをとれなかった人や出遅れて店の行列に並ぶ人たちを指す(ランチ難民ともいう)。時間帯をずらしたり、弁当を持参するといった回避策をとる人も増えている他、これを逆手にとった車による移動型の飲食店・弁当販売で成功している人もいる。
デコ弁
デコ弁とは「デコレーション弁当」を略したもの。おにぎりや型抜きした根菜、ウィンナー、果物などで顔や動物を作ったり、緑・赤・黄といった色とりどりの野菜を使って綺麗に盛りつけ(飾り付け)られた弁当をデコ弁という。アンパンマンやピカチュー、キティちゃんといったキャラクターを弁当で形作ったものもデコ弁の一種だが、これらは特にキャラ弁という(順番的にはデコ弁のほうがキャラ弁より後に普及した言葉である)
デコ服
デコ服とはデコレーションされた服のこと。手持ちの服に、バッジやブローチを付けたり、刺繍をあしらうといった飾りつけをしたものをいう。デコ服は、自分で装飾することから、他にないオリジナルな一着という点が好まれる他、新しい服を買わなくても、いろんなデザインが楽しめるという不況時代の賢いお洒落として、男女共に好まれている。
でぶちん
でぶちんとは肥えている(太っている)ことを意味する『デブ』に接尾語『ちん』を付けたものである。この接尾語の『ちん』は人名や人を表す名詞の後に付けることで親しみや軽い侮蔑を表す(花子という名の人には“はなちん”、ケチな人には“しぶちん”など)。でぶちんも単にデブというよりも語感が柔らかくなっており、親しみを込めて言う場合に用いる。現代は全国的に使われているが、もともとでぶちんは関西エリアで普及した言葉である。
もてぷよ
もてぷよとは異性から人気があるという意味の「モテる」と、体に脂肪が付いたさまを表す「ぷよぷよ」から成る言葉で、痩せすぎず、ふっくらした体型を指す。もてぷよは女性向けファッション誌『STORY』による造語である。『STORY』は主に40代女性をターゲットにした雑誌だが、そういった層に向け、ふっくらした体型を生かしたモテるファッションの提案としてもてぷよを使い始めている。あくまでモテるぷよぷよであり、ぷよぷよはモテるという意味ではない。また、顔がかわいいぽっちゃり体型をもてぷよ、そうでない場合をデブとする意見もある。お笑いコンビ“インパルス”の堤下敦がJJモデルの土岐田麗子から告白された際、もてぷよは女性だけでなく、男性にも及ぶとして話題になった。
チン妻
チン妻のチンとは電子レンジで調理完了を知らせる音で、電子レンジで調理することを意味する「チンする」からきている。つまり、チン妻とはチンする妻=冷凍食品や惣菜など、電子レンジで簡単に済ませられる料理ばかりを食卓に出す妻をいう。
これとは別に楽チンのチンからきた「何でも気付いてしてくれ、一緒にいると楽な妻」や、逆に「旦那が何でもしてくれ、楽をしている妻」という意味で使われている場合もある。(基本的には先述の意味で用いられる)
冷ター
冷ターとは「冷凍」と「イーター(食べる人の意。eatに人化する接尾辞-erをつけた和製英語)」から成る合成語で、様々なものを冷凍して食べる人のこと。バナナを凍らせて食べたり、コンビニの冷凍庫に並ぶペットボトル(冷凍飲料)を利用するとい
った人は多い。しかし、冷ターはこれにとどまらず、プリンや大福、果てはカレーやおでんといった温かい料理も冷凍して食べるという。
ちなみに冷ターの読みは「つめたー」ではなく「れいたー」。
干物女
干物女とは様々なことに対していい加減だったり、面倒臭がったりする女性のことで、“ひうらさとる”のマンガ『ホタルノヒカリ』からきた言葉である。『ホタルノヒカリ』では主人公の蛍が27歳であることから、干物女は20代後半~30代の女性に対して使われる。2007年7月には綾瀬はるか主演で日本テレビより『ホタルノヒカリ』がドラマ化され、干物女も流行語に。同年の新語・流行語大賞で候補60語にノミネートされた(ベスト10・受賞は逃している)。
【ホタルノヒカリでの干物女の具体例】
・メールの返事は短い&遅い
・簡単な食事なら台所で立って食べる
・休日はノーメイク&ノーブラ
・「めんどくさい」「てきとー」「ま、いいか」が口癖
・脱毛は夏だけ
・美容院はうっかりすると半年ほど行っていない
・忘れ物を取りに戻るときは、靴を履いたまま爪先立ちで家にあがる
もやしっ子
もやしっ子とはもやしのように細くて背が高い(ひょろひょろした感じの)子供を意味する。また、もやしは穀類の種子を光を当てずに発芽させることから、特に色白のこうした体型の子、体力のないこうした体型の子供を指す。もやしっ子という呼び方は皮肉や嫌味混じりの表現であり、細身であることを褒める言葉ではない。
また、もやしは漢字で『萌やし』と書くことから、萌やしっ子と表記し、上記とは別に萌え関連の意味で使われることが稀にある。
デブ専
デブ専とはデブ専門の略で、太った人を性的に好む人や太った人のみを専門に雇う風俗店を指す。更に太った人を専門に扱っているという意味でデブ専サイト、AVのデブ専コーナーといったものもある。ブス専をB専と言うように、デブ専もD専と言うが、D専の場合はそれだけでなく、野球のドラゴンズ専門の略として使われていることもあるので注意。
また、デブ専とは別に、ぽっちゃり専門の略でぽちゃ専というものもある。ただし、デブとぽっちゃりの境界線が人によって曖昧なように、デブ専とぽちゃ専の境界も特に定義されていない。サイトや店舗では併記されていることも多い。
フケ専
[1] フケ専とは「老けた人専門」の略で、老けた人ばかりを性的に好む嗜好、またはそういった人を意味する。フケ専はもともとゲイ(男性同性愛)の間で使われた隠語だったが、1990年代後半から一時的に老けた異性を好む人という意で男性同性愛者以外にも普及。ただし、老けた男性を好む女性が追加されただけで、老けの対象が女性にまでは広がっていない。
[2] フケ専とは老けた人を専門に扱う店ということで、中年女性ばかりを雇った風俗店を意味する。ただし、こちらの意では熟女専門(熟専?)と呼ぶのが一般的である。
ガリる(ガリ勉=书呆子)
[1] ガリるとは「ガリ勉する(=ガリガリ勉強する)」の略で、勉強ばかりすることをいう。自身が「試験に向けてガリる(勉強に集中する)」といった使い方をする。また、他者が使う場合、勉強ばかりしている友人・クラスメートを嘲ったり、皮肉を込めて使うことが多い。
[2] ガリるとは「ガリガリになる」の略で、ダイエットなどで急激に痩せること。
その他、「ガリガリ(ガリッと)擦る」の略など、複数の意味を持つ(調査中)。
サリーちゃん
人気アニメ「魔法使いサリーちゃん(初代:1966~68年に放映分)」では主人公のサリーちゃんを筆頭に足の太さが太ももから足首までほとんど変わらない円柱に近い
ものであった(19年にスタートした二代目サリーちゃんでは足首に向かって細くなっている)。ここから足首が太いこと、逆に足が全体的に細く、足首から腿まであまり太さが変わらないこと、更にそういった足の女性をサリーちゃんという。また、こういった足のことはサリーちゃん足という。
ただし、近年、こういった意味での使用はほとんどなくなってきている。
合ラン
合ランとは合同ランニングの略で、新しいスタイルの合コンのことである。まず、合コン同様、初対面の男女が集う。ここで合コンなら自己紹介をし、飲み会が進んでいくわけだが、合ランはその前にランニングをして汗をかき、銭湯で汗を流し、スッキリしてから飲み会を始める。他にも新たなスタイルの合コンはあるが、中でも合ランはランニングブームに乗って注目されている。
また、これとは別に合同ランチの略としても使われる。こちらの合ランはランチタイムを使ってコンパをしようというものである。
ナンパ男(搭讪男)
ナンパ男とはナンパという行為を行う男性のことで、女性がそういった男性を嘲う意を込めて使用することが多い。ただし、街角で女性に声をかけて誘う男性だけでなく、会話の流れから単にノリが軽い男性という意味でも使われる場合がある。
逆ナン
逆ナンのナンとは男性が女性に声をかけて誘う「ナンパ」の略である。逆ナンとはナンパの逆、つまり女性から男性に声をかけて誘うことをいう。昭和末期にはこういった積極的女性が増え、話題となった。
カラコン
[1] カラコンとはカラオケ・コンパの略。カラオケブーム最盛期であった1990年代、音楽により交流が深めやすい、初対面でも気軽に楽しめるといった理由から、カラオケ好きの間で行われた。カラオケコンパ自体は現在も行われるが、カラコンという呼び方は[2]が一般的に浸透したためか、使われていない。
[2] カラコンとはカラー・コンタクトの略。度付きメガネに対するサングラスのようなもので、視力補正でなく、瞳の色を変えるファッションを目的としたコンタクトである。2007年現在、カラコンというとこちらの意味で使われる。
オケる(去K歌)
オケるとはカラオケを略したものに、動詞化する接尾辞「る」をつけたもので、カラオケをしに行くことを意味する。こうした言い回しは1990年代前半に普及したが、年々使われなくなってきている。また、「オケする」といった言い回しもあるが、「オケする」の場合、オーケストラをする=オーケストラで演奏するといった意味で使われることもある(追記:バンドで歌を入れず、楽器だけで練習したり、インスト曲を演奏するという意味でも使われる)。文脈からどういった意味で使われているか判断する必要がある。
がに股(罗圈腿)
がに股とは大股骨が外側にねじれ、両膝が外側に向くことでO字型になっている足のことである。蟹股と書くとわかる通り、膝が外側に広がった足や外側に開いて歩く姿が蟹の足に似ていることからきている。がに股=O脚と解説しているものもあるが、実は違いがある。どちらも一見すると膝(足)が開くという同じ現象に見える。また、どちらも大腿骨のねじれが原因という意味では同じだが、O脚は大腿骨が内側にねじれて起こるのに対し、がに股は外側にねじれて起こるもので、厳密には異なる。また、不良などが相手を威嚇したり、自分を強く見せるため、わざと足を開いて歩く場合がある。この場合、O脚ではなく、がに股という。
負け犬(败犬)
負け犬とは30代になっても結婚をせず、当然ながら子供もいない女性のことで、エッセイスト酒井順子が2003年に発売したベストセラー『 負け犬の遠吠え 』からきている。同書では「どんなに美人で仕事ができても“30代以上・未婚・子ナシ”は女の負け犬 」と提示したうえで、負け犬になる原因や特徴、負け犬にならないため・なってしまってからの10箇条などが紹介されている。書籍が週刊誌で紹介され話題になる中で、そういった女性自身が「どうせ私は負け犬よ」「負け犬生活も結構楽しい」といった自嘲的使い方をするようになる。次第に負け犬が普及すると、嫌いな女上司(お局)に対して「今日の負け犬、ご機嫌ななめね」といった嘲る言葉としても用いられるようになる。こうして負け犬は2004年の流行語大賞トップテン受賞するほどの言葉となった。
サボテン女( “仙人掌族”——不开伙,连水都不烧,只喝矿泉水,家里无食物,
冰箱空空如也,当然也不制造垃圾,像仙人掌一般干燥耐活。生活只剩下呼吸及少量的水,饥饿时才出门觅食。)
サボテン女とはサボテンの特徴である乾きとトゲを持つ女性、つまり潤いがなく、とっつきにくい女性を意味する。1994年6月に週刊誌『SPA!』が「サボテン女の生態レポート」という企画取り上げ、広く普及。ずぼらな一人暮らしをする女性をさし、食事はコンビニ弁当、掃除・洗濯もほとんどせず、風呂もたまにしか入らないさまは水やりなどの手間がかからないサボテンそのもの。また、そんな汚れた部屋に人を寄せ付けないさまはトゲのあるサボテン。こうしてサボテン女と呼ばれるようになった。2007年7月から放送のTBS系列のドラマ『肩ごしの恋人』。主演:米倉涼子が演じる早坂萌を貴島誠一郎プロデューサーがサボテン女と称したことから、負け犬、干物女に続く語句として再注目されている。
優男
優男とは文字通り、優しい男性という意味で「やさお」とも読まれる。優しい男といえば「情が深い男」「気遣いの出来る男」といったプラスイメージだけでなく、「弱々しい男」「なよなよした男」といったマイナス・イメージも持つ。同様に優男も両方のニュアンスを持つ言葉だが、後者のマイナス・イメージで使われることが多い。どちらにしても優男は山崎まさよしの『ヤサ男の夢』という曲タイトルや、大黒摩季のヒット曲『チョット』の間奏(ラップ)部分、その他小説などの文献に見られる程度で、日常会話ではあまり使われなくなった言葉であるv
コモラー
コモラーとは“ひきこもる”の『こもる』に人化する英接尾時『-er』をつけたもので、ひきこもる人(=ひきこもり)を意味する。同義語にヒッキーがあるが、コモラーは言葉の響きのよさ、柔らかさからカウンセラーがネーミングしたとされている(カウンセラー名、ネーミングした時期など詳細は不明)。ただし、ヒッキー同様、症状としてのひきこもり以外に「今日はコモラーしてた」というように終日家から出なかった程度で使う人も多い。
フリ卒
フリ卒とはフリーター卒業の略で、アルバイトやパートタイマー、派遣社員など正社員以外の雇用形態による収入で生計をたてていた人が、就職活動をし、正社員として勤め始めることをいう。フリ卒はリクルートfromAの「そろそろフリ卒フロム・エー」というキャッチコピーで普及(フリーターもフロム・エーの造語)。正社員を集う企業の募集パンフレットやホームページにも使われている。
ニート
ニート(NEET)とは\"Not in Employment, Education or Training\"の頭文字で、英国で生まれた言葉である。ニートは1990年代、英国の若者の就労意識低下に対する労働に用いられた言葉で「職に就いておらず、学校などの教育機関にも属しておらず、職業訓練も受けていない15~34歳の未婚者」を対象とした。フリーター、退職者、失業者はニートに含まれず、逆に就業意識はあっても求職活動をしていない場合や家事手伝いはニートになる。
NEETという言葉はイギリスではあまり普及せず、欧米でニートといった場合、
「きちんとした」「こぎれいな」といった意味の\"neat\"を連想されることが多い。1981年に大手化粧品メーカーのCMソングとして起用された『ニートな午後3時』のニートはこちらの意味になります。また、Near-Earth Asteroid Tracking(地球に接近する小惑星観測プロジェクト)を略したNEATという言葉もあり、このプロジェクトで発見された彗星でニート彗星と呼ばれるものもあります。
ネットカフェ難民
ネットカフェ難民とは家賃が払えず住処を失い、インターネットカフェを宿代わりにして暮らす人のことである。日雇い労働(派遣)という雇用形態で働く若者に多く見られる。また、長時間勤務のため、自宅まで帰ると睡眠時間がなくなることから、職場近くのインターネットカフェで寝泊りする者もある。どちらにしても労働環境・雇用状況の悪さがもたらした産物であり、社会問題のひとつとして注目されている。また、ネットカフェ難民になる所持金もない人の中にはマクドナルドで仮眠するマック難民と呼ばれる人も増えている。
※ネットカフェ難民は2007年流行語大賞トップテンに入賞。
自宅難民
自宅難民とは仕事から帰り、自宅でくつろごうと思っても、落ち着ける時間が持てなかったり、居場所がないような父親を指す言葉である。調査会社アイカフェが40~50代で有職~年収300万円以上、既婚、子ありという条件で関東エリアに住む男性450人に調査。2010年5月に発表された結果によると、「ひとりになれる時間・場所がない」「見たいテレビ番組が見られない」「妻や子どもがうるさい」などの不満を持つ
人は51.2%。中には帰宅しても夕飯がないという不満を漏らす人も。そんな自宅難民と呼ばれるお父さんが居場所としているのがファミリーレストランや自分の嗜好にあったカフェで、同じ趣味仲間が出来たりすることもあり、案外自宅よりよいという意見もある。
ヘビロテ
ヘビロテとは、頻繁に着る服のこと。ヘビロテとはヘビーローテーションの略で、もともとはDJやラジオ局が気に入っている、薦めたい、売り込みたいといった理由で頻繁にかける曲やアーティストを意味する。ここから、ファッション業界(主に女性誌)で、短いインターバルで何度も頻繁に着る服のことをヘビロテと言うようになる。
サー人
サー人とはサークルに参加する人のことである。ただし、大学のサークルや社会人サークルに参加する人を対象にしたものでなく、「イベサー」「ギャルサー」「和サー」といった10代の若者によるサークルに参加する人を意味する(主だった活動のない和サーは含まれないことが多い)。
※サー人が今後世代を超えて普及した場合、大学生サークルや社会人サークルに参加する人という意味での使用も考えられます。
サ行男
サ行男とは『三高』に続いて女性にとっての男性の好みを表す言葉で、内容の頭文
字が「さ・し・す・せ・そ」であることからサ行男と呼ぶ。具体的には『さ=サラサラ髪』『し=しょうゆ顔』『す=すべすべ肌』『せ=清潔感』『そ=痩身(そうしん)』。
マ行女
マ行女とは男性が嫌う女性のタイプを表した言葉で、内容の頭文字が「ま・み・む・め・も」であることからマ行女と呼ぶ。マ行女の中身は『ま=魔女(のような女)』『み=見えっ張り』『む=無神経』『め=目立ちたがり』『も=文句ばかり』。当時、『アッシー君』『めっしー君』『みつぐ君』という俗語にあるような女性優位な状況に反感を抱く男性がいたこと、同時期に男性を評価する『サ行男』という俗語があったことから生まれた言葉である。ただし、『サ行男』に比べるとマ行女の普及率は低い。
3同男
3同男とは『3高男(三高)』、『3低男(三低)』に続く、女性が結婚相手(パートナー)として男性に求める三つの条件のこと。具体的には、自分の仕事や働き方を理解してくれる『仕事観』、どちらかが職を失っても支えあっていける『金銭感覚』、常識が共有出来るよう『育った環境』。以上三つが同じ(または似ている)男性のことを3同男という。
三低
三低とは、独身女性がパートナーに望む三つの条件のこと。1990年代、独身女性が求める結婚相手の条件として『三高』が流行したが、三低とはその2000年代版である(三高については下記関連語参照)。三低は「低姿勢・低リスク・低依存」の3つの
“低”から成っており、低姿勢=腰の低い男性(レディーファースト)、低リスク=リスクの低い安定した職業に就く男性(公務員や資格を必要とする仕事)、低依存=束縛しない男性を意味する。三高が引っ張っていってくれる(頼り甲斐のある)男性像であったのに対し、三低では女性が対等な関係を求める傾向が出ている。これは三低が、働く女性が一般的になったことや経済的にも共働きが必要になってきているという時代を反映したためともいわれている。
三手
三手とは、独身女性がパートナーに望む三つの条件のこと。三手とは『三高』や『三低』の派生語(それぞれの意味は下記関連語参照)で、女性が結婚において男性に求める三つの条件を意味する。そして、この三つの条件が「手伝う」「手をとりあう」「手をつなぐ」といった「手」という字で始まることから三手という。三高や三低はあくまで男性の特長など、女性は受動的であった。これに対し、三手は女性も能動的に関わる内容となっており、肉食女子といった流行語に見られる女性の意識変化が見られる条件となっている。
メッシー君
メッシー君とは、女性に食事を奢る男性のこと。メッシー君とは飯(メシ)に英語で「~する人」という意味にする接尾辞「-ee」をつけ、さらに人名っぽくするために「君」をつけたものである。この場合の飯とは食事(特に外食)をさし、メッシー君で女性に食事を奢る男性を意味する。男性側が食事以上の関係を望むか否かに関係なく、女性側にとって暇なとき食事に付き合ってくれ、それを奢ってくれるだけの男性をさしてメッシー君と呼ぶ。バブル期に流行語になったメッシー君はアッシー君、ミツグ君と
セットで都合のいい男性の代名詞として使われたが、バブルが崩壊し、時代が厳しくなるとともに、これらの言葉は死語となっていった。
貢ぐ君
貢ぐ君とは、好きな女性にお金や品物をどんどん貢ぐ男性のこと。貢ぐ君とは好きな女性に金品や品物などをせっせと貢ぎ、女性の気を引こうとする男性のこと(食事をせっせと奢るメッシー君は貢ぐ君の一種ともいえる)。貢ぐ(みつぐ)だけで人名っぽく呼ぶこともある。貢がれている女性が特に深い仲ではなく、単に貢ぐ君としか考えていないという意志を示すなど、対象を嘲ったり、蔑んで使われることが多い。どちらにしてもバブルの産物的な言葉(存在)であり、バブル崩壊以降は死語となっている。
アッシー
アッシーとは、女性が移動手段としている男性のこと。アッシーとは足(あし)に英語で「~する人、される人」という意味にする接尾語『-ee』をつけたものである。足には動物の下肢以外に「足がない」「事故で足止めされた」といった表現で車やタクシー、電車といった移動手段(交通機関)を指すことがある。つまり、アッシーとは女性が足(移動手段)として考えている男性を意味する。アッシーと女性の間には恋愛関係はおろか、友情関係すらなく、仮に友達としての付き合いがある場合でも、足代わりという意識のほうが強い場合にしかアッシーとは呼ばない。主にバブル期の女性が使っていた言葉でアッシー君ともいう。
キープ君
キープ君とは、女性が予備の結婚希望相手という対象で考えている男性。キープ君とは若い女性が本命の結婚希望相手である男性とうまくいかなかったときのために、予備として考えている男性を意味する。また、本命の相手は特にいないが、本命にするには物足りない男性を本命が見つかるまでのキープ君にするというパターンもある(最終的に本命が現れなかったときはキープ君と結婚することになる)。キープ君はバブル期の若い女性の間で普及。不景気になり、時代が厳しくなるとともに死語となっていった。
3K
3Kとは「危険(きけん)」「汚い(きたない)」「きつい」の3語の頭文字からきており、こういった嫌われる職場・職種に対して使われる。また、このような職場や職種を、それぞれ『3K職場』『3K職種』ともいう。 3Kは1980年代末期から普及し、19年には流行語としてノミネートされている。
また、3Kは上記とは別に住宅の間取り(キッチンと部屋で3部屋あるもの)や国際単位の3キロ(3kg、3kmなど)としても使われる。
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